2015年10月6日火曜日

問題にチャレンジしてもらうために必要な事を考えてみた

私は人が成長するときは


  • 行動した時(そしてその最中)
  • 結果を振り返った時(失敗、成功を問わず)


の2つだと考えてます。
その2つを得るには問題にチャレンジすることが非常に重要です。
つまりチームやメンバーが成長していくためには如何にチャレンジを繰り返せるかです。
しかし元も子もない話をすると私は「崖から落とされたら勝手に這い上がってくる」タイプです。
ですから成長方法は基本的に崖から落とされて真っ向から突き進んで失敗したり解決したりして強くなってきました。
この手法を個人的にはサイヤ人ブートキャンプと言っていて、死にかけて強くなるので高速に成長します
ただし、用法用量を守らないと死にます(精神または物理で)
ですので他の人に勧められる方法ではないなと悩んでいます。
そして不幸な事に地球人が崖から落ちてしまう事もあります。
そんな時、助ける術も必要だなぁと最近良く考えているので整理してみます。

まず@razonさんが仰るとおり



がすべてを表しています。
私には階段が思いつきません。
そもそもこのツイートを見て「なるほど、階段って手があるのか!」と目からウロコだったほどです。
実際にはエレベータだろうが階段だろうが「そもそも登らない」だろうが選択肢はN択です。
なのでバカ正直に真っ向から登る必要は無いのですが私は真っ向から登って登れてしまうので発想が貧弱なのです。
「人間は経験したことしか想像できない」ものです。
だからこそ、このアウトプットを元に新たなインプットに期待してます。


と前置きが長くなりましたが本題。

アジェンダは


  1. チャレンジする人のメンタルモデル
  2. チャレンジの手法について
  3. 実際にチャレンジしてもらうには


です。
では早速本題に入ります。

1. チャレンジする人のメンタルモデル

チャレンジャーな人は活発的な人が多いとかそういうのは関係ないです。
ここは単純に

チャレンジした結果、成功した体験がある

って事に集約されると思ってます。
これは幼少期からこれまでの間の成功体験を元に問題解決を計ります。
大切なのは

成功体験の内容でチャレンジの手法が決まる

というところです。
これは2.に繋がるのですが冒頭でも触れた「人間は経験したことしか想像できない」というところにも繋がります。
逆説的ですが成功体験が無い場合、チャレンジをするメリットもわかりませんし、手法もありません。
これは卵が先か鶏が先かの難しい問題も秘めています。

2. チャレンジの手法について

1.でも触れたとおり、成功体験が重要です。
真っ直ぐ登って登れた人はまずは登ろうとします。
周囲に階段を作って成功した人を知っていれば階段を作り始めるかもしれません。
具体的には私は素直な子?でしたから問題については実力行使(物理)で突き進んできました。
ですので現在もよく崖から落ちたら真っ直ぐ崖を登り始めます。
これがチームの場合、大抵多くの人が「私には無理だ」と呆れてついてこれません。
これも過去何度も経験しました。
また素上りした結果、落石などのアクシデントやヒューマンエラーなどで何度も死にかけました。
その結果、最近は

  • 流石に素上り危ないから命綱を持とう
  • 一人では限界があるからサポートメンバーを持とう

などの選択肢を覚えてきました。
これが問題解決のノウハウとよべる部分です。
ですがこのノウハウは基本的には問題に真っ向勝負志向の人です。
階段派などにはこのノウハウを共有してもなかなかマッチしません。
つまりノウハウを共有しても必ずもすべての人に有益とは限りません。
そしてチームは多様性を持つべきですし色んな人がいます。
ですので往々にして多くの人にとって有益なノウハウとなりません。
これでは周囲はなかなかチャレンジできません。
ですのでビスマルクの

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

が大事だと思います。
つまりは他人の成功体験を知る
しかしこれは好きな女性が相手ならまだしもどうでもいいおっさんの場合は苦痛です。
しかも自分と考え方の指向性が違えば自分のノウハウとして蓄積しない(共感できない)ため尚更です。
なので情報収集のスタイルも十人十色だと思います。
ここでは私の代表的な情報収集スタイルをご紹介します。

・本を読む

ありきたりですが確実に情報を収集できます。
多くの手法を学ぶには一番手っ取り早いかもしれません。
また新書で出てることが多くちょっとした時間で読むことができます。
ただしデメリットが2つあって一つは基本的に良い話しかありません
罠や泥臭い話は映えないのでカットされがちです。
それと大分話を盛ってあることも多いので鵜呑みにすると痛い目をみます
誰もが若かりし青春時代、ニーチェを読み、ユングを読み、痛い厨二病時代があった思います。
また意識高い新卒にありがちなビジネス書や自己啓発本に毒されて応用が利かない時代もあったと思います。
人それぞれですが偏ると何事も毒になるので要注意です。

・飲み会に行く

基本的におっさんは自分の成功体験の昔話を若者にしたがるものです。
なので飲み会にホイホイ付いて行けば自然とその話を聞くこともできるでしょう。
これは自分に近い立場の人ほど自分に近い経験なので情報として有益です。
また成功体験と言ってもそのプロセスの詳細も聞けるので本には無い罠や泥臭い話も聞けます
ただしこのデメリットは


  • おっさんは酔っ払うと話がループする
  • 同じような話を毎回する
  • 途中から説教になる


があります。
なのである程度一通り聞いてしまうとそれ以上の情報収集は難しいです。
このリスク回避は非常に難しいのですが下記の方法を取ると評価を上げるチャンスになります。



もし会社の飲み会がつまらないなぁと思うなら上司の話を話半分に聞きながらやってみてください。
酔っ払いのおっさんほど効果抜群です。
20~30分前に行ってた事をオウム返しするだけでも十分です。
するとおっさんも「君は見込みがあるなぁ!」など言い出すでしょう。
そうなると次回の飲み代も出してくれるはずです。
今度はいい飲み屋知ってますよ!!とか言ってちょっと普段行かないお高いお店行ったりして有効活用しましょう。
おっと話が脱線しました。
会社の飲み会だけでなくエンジニアの集まる勉強会や地域の会合などにも同様の効果があります。
こちらは会社よりもメンバーの流動性が高いので多くの話を聞くことが出来るでしょう。
こういう場を上手く活用すれば現場の生の声を沢山得ることが出来ると思います。


私の場合はこの2つがメインの軸です。
なので機会があれば皆様の成功体験を聞かせていただければと思います。
また情報収集についても「こんな方法もあるよ」というのがあれば是非教えていただければと思います。


3. 実際にチャレンジしてもらうには

1と2の結論として


  • 本人(またはチームに)成功体験がある
  • その成功体験にマッチした手法がある


この2つが重要だと言う結論になりました。
しかしもう一つ重要な要素があります。

適切な大きさの問題

であることです。
みなさんもチャレンジする側が成熟していないのに大きい問題にぶつかり挫折する。
そんなシーンを見たことがあるのではないでしょうか。
この適切な大きさの問題については@snagaさんに面白い記事を紹介してもらいました。



ここでは成功体験の有無や手法など関係なく

適切な問題が生まれれば自然と解決する人が生まれる

という話題が出てきます。
これは私も経験があります。
つまりこの2つをまとめると


  • チャレンジさせたい人には適切な問題を与える
  • 解決したい問題を適切な問題に細分化し再配布する


これが成長するマネージメントのコツなのでは無いかと思います。
そうなると1の成功体験の有無は関係ないように見えます。
しかしこれは「自ら適切な問題は見出したり細分化する際に必要」なことなのです。
なので多くの成功体験を持った方がセルフマネージメントに長けた人になるのです。
また2の多くの成功手法を知る人が適切なチームマネージメントを行える人になるのです。
もっと視野を広げれば「適切な問題を生み出せる」事が経営者やリーダーとして適正なのではないでしょうか。

ということで以上の事を踏まえた上で私は今、「適切な問題を生み出す」とは何なのか考えています。